時事:電力不足見通し

先週、2021年夏・冬の電力不足見通しが資源エネルギー庁から発表されました。

資料のポイントを勝手にまとめると

①今夏猛暑需要に対し予備率が3.8%(2017年以降最も厳しい)②火力発電所の供給力減少を主因として、供給力が減少(対2020FY▲359万kW(▲2%))③気象庁の3か月予報では7月の平均気温は全国的に平年並みか平年より高くなる見込み

④今冬厳冬需要に対し中部-北陸~九州では予備率が最低限必要な3%、東京では3%を下回る(2012年以降最も厳しい)⑤火力発電所の供給力減少を主因として、供給力が減少(対2020FY▲370万kW(▲2%))

⑥今冬の東京エリアにおいては発電所の補修時期の変更等による対応検討中⑦2022年度以降に向けた構造的対策等検討中

【感想】 老朽化した火力発電の退出が続いていることが根底にありそうです。電力自由化や今後の再生エネルギーとの入替わりを背景に、2021年度だけでなく、今後も火力発電のさらなる退出→電力需給タイトが続いていくのではないか、と予想しました。

【私のアクション】 安易ですが、電力需給タイト→電力高騰→電力会社が儲かるのでは!?と考え、某大手電力会社の株を100株購入しました。がんばれ、某大手電力会社!

本日は以上です。読んでいただきありがとうございました。