時事:東証市場再編を見据えたZOZO創業者の株式売却

ZOZOの創業者が自身の保有する株式を売却したことが明らかとなりました。

その数、705万5900株。もうZOZOへの思いがなくなったのかと穿った見方をしていましたが、調べてみると、2022年4月の市場再編を見据えた売却だったようです。

東証は、2022年4月に市場第一部等の市場区分を廃止するとともに、プライム市場、スタンダード市場及びグロース市場の新たな市場区分に再編することを発表しています。

再編に至ったのは、東証一部上場企業の数が増えすぎたことで質の低下が起きていることが原因とされています。そのため新たに最上位に位置づけられるプライム市場は時価総額や流通株式比率など、上場のためのハードルが高く設定されました。

今回のZOZO創業者の株式売却はこの中で、プライムの条件である“流通株式35%以上”を満たすための措置だったのです。

【感想とアクション】巷で言われているように、現在東証1部の企業がプライムに編入できるかどうかは、その企業の株価に大きく影響すると思われます。自分が保有する株式の状況を確認するとともに、7月以降の投資戦略に生かしていきたいと思います。

本日は以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございました。